切抜帳21より③/食べる呑む
1989年「プレジデント」5月号。「人に教えたくない店」にカラー5Pで登場。このお店「天兵」、わりと最近まであったようですが、いまは閉店してしまっています。美味しいものを前に、ずいぶん嬉しそうないい笑顔。
「天兵」は下の見開きの左ページに続きます。それから居酒屋「和楽」へ。こちらはまだ同じ場所で続いて繁盛している様子です。随筆集「包丁のある書斎」は日経新聞に一年半、酒食のことを連載したのがまとまったものですが、その時お世話になった日経新聞の方に連れて行ってもらったとのこと。今度行ってみよう!
右ページは、葉山のお鮨屋さん「大繁」。流行した漫画「美味しんぼ」にも登場。ここのご主人とは、だいぶ親しくなり、現在の上皇様、上皇后様が逗子の家にいらっしゃった時をはじめ、何度かうちでも握ってくださいました。
最後は日本料理「満寿多」。この頃親しかった宇能鴻一郎さんに連れられて知った店です。今は閉店してしまっています。
こちらは、「マフィン」11月号。この頃小学館が出していた雑誌のようです。「旬のおもてなし料理」というページで鯖。戸板康二氏のちょっといい話を入れて語っています。この談話の冒頭に話している落語「鰍沢」、そういえば先日、円朝の作とされているが、実は三題噺の場で黙阿弥が作ったことが今は確実視されているというお話を資料とともにお聞きする機会がありました。登志夫は本当によくしめ鯖を作りました。
12月29日、朝日新聞の家庭欄に談話。「梅わさ」。たたいた梅干しにわさびを混ぜるという簡単肴。ついでに、この肩書「演劇評論家」は誤り、正しくは「演劇研究家」。
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