切抜帳20より②/趣味・エッセイ
1988年2月の「銀座百点」。恒例の年末の句会。兼題の「獅子舞」「すだち」を使った三句。この年は少し点数がよかったのでは?いつも最後か最後から二番目くらいの成績ですので……。
「獅子舞の曲りし路の暗さかな」
「すだち来て寒びらめ買ふ小春かな」
「幕あいの獅子舞にあく初芝居」
2月6日日経新聞「わが家のガイドライン」。
6月9日日経新聞「大関歳時記」。お酒の宣伝です。大食いらしく、ふつうの鮎コースでは足りず、追加で活けづくりの鮎を注文、なんていうお話。
登志夫は鮎釣りに限らず、釣りは好んではしませんでした。娯楽のために生き物を殺生したくないという考えでした。漁師さんが生業として釣った魚を感謝して食べるべし。親の考え方は、知らず知らずのうちに子供がいくつになっても染み込んでいるもので、家族みんな、釣りを趣味としません。
日経新聞5月21日、全面広告と書いてありますが、なんの広告なのか?海外にいくときに必ず昔アメリカで買った機能的な丈夫なキーホルダーを携帯するということを書いていますが。「ぜいたくな時を演出するわたしのエクセレントライフ」というテーマのわりに、なにもぜいたくやエクセレントライフの感じがしません。これに関しても、実用第一でブランド物に関心を持たない戦前生まれの親の考え方は子供に染み込み……、今もティッシュ一枚でも必要なければ半分に割いて使うほど。こういう習性は死ぬまで変わらないのかも。
「かんぽ資金」という誌面に随筆「カエルに注意!」。ドイツでみた「カエルに注意」の標識のこと。親の考え方は子供に影響しますが、好き嫌いは似ないようで、登志夫のカエルなどの爬虫類好きは家族の誰にも伝染しませんでした。
これは医療系の専門誌でしょうか、『ベンチノート』という誌面に登場。一病息災術ということで、椎間板ヘルニア、糖尿病について語っています。この頃は脊柱管狭窄症という診断はされていませんでしたし、あまりこの病名自体使われていなかったように思います。家族全員お世話になった湘南クリニックの高宮先生も登場して下さっています。
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