4月以降の黙阿弥作品上演

今月は歌舞伎座昼の部に『黒手組曲輪達引(黒手組の助六)』。


昼の部は高麗屋奮闘公演、幸四郎が助六を演じます。先月は忠臣蔵の最後に馬に乗った菊五郎が登場し、今月は白鸚が出演。この方々が毎月活躍していた頃はもういまは昔となってしまいました。あれよあれよと言う間に…。そのかわりその時いなかった染五郎ら若い人がいるわけですが。


こんぴらは『魚屋宗五郎』。


御園座の短い團十郎公演では『釣女』。

5月歌舞伎座は菊五郎襲名。昼は『三人吉三』、夜は『弁天娘~』。五代目菊五郎と黙阿弥は切っても切れない関係。しかし菊五郎がふたりになるとは驚きです。

6月の襲名では『連獅子』。

7月の松竹座での襲名では昼に『髪結新三』、夜は『土蜘』。

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演劇研究家・河竹登志夫(1924-2013)、登志夫の父・河竹繁俊(1889-1967)、曽祖父の河竹黙阿弥(1816-1893)     江戸から平成に続いた河竹家三人を紹介するサイトです。(http//www.kawatake.online) (※登志夫の著作権は、日本文藝家協会に全面委託しています。写真・画像等の無断転載はご遠慮願います。)