切抜帳16より③日経新聞連載/男の手料理
一回目はあじの姿造り。この写真は、前回にご紹介の日経新聞社「ファミリー手帖」の写真と内容と同じです。この連載は、最後に専門家がちょっと褒めるスタイルです。
二回目はめじのあずま丼。丼文化のことなど。メジマグロを、「身が透きとおるようにピンクで独特の香りが水着の美女を思わせる」という一文にちょっと驚き。わざわざ「水着の」!
三回目は鮭の親子スパゲディ。登志夫がこれを作ってくれたことはあったか、記憶にないですが、案外ウィーンで親子三人暮らしした時のメニューにもスパゲティミートソースがちょくちょく登場したので、案外こういう洋食系も苦手ではありませんでした。料理の企画にもずいぶん登場したので、いつも同じものではつまらない、という登志夫の工夫でしょう。
四回目はトリのササミの菊作り。これはずいぶん逗子の食卓に登場し、そのたび家族が喜ぶメニューでした。逗子にいい鶏屋さんがありました。河竹家はみな、生っぽいものが好きで、なんでも刺身が一番、焼いても極レア、でした。
五回目は西部ふうオムレツ。アメリカで食べたというオムレツ。野菜やハムの入った玉子焼きです。それと得意のじゃがいもの「アルプスサラダ」。
六回目、最終回は牛肉のミリン焼き。終戦直後の思い出ある料理。この連載の料理もすべて簡単なので、思い出して作ってみるか、と思います。
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