切抜帳12より②銀座百点座談会/海老蔵、円地文子、石井ふく子、吉行淳之介
1980(昭和55)年、登志夫は「銀座百点」の座談会に二度登場しています。
円地文子さんと、まだ海老蔵時代の十二代目團十郎さんと、昭和40年に亡くなった十一代目團十郎の思い出を語っています。十一代目が酒の産湯につかったとか、ご家族が酒を沢山飲ませないようにした苦労話などが楽しく語られています。
こちらは8月号、同じく円地文子さんと吉行淳之介さん、そして石井ふく子さんで下谷芸者のこと。登志夫はここでは発言回数はだいぶ少ないです、他にたくさん饒舌なみなさんがいらっしゃいましたから。吉行淳之介さんが徴兵されないよう本籍地を移していたという話には、登志夫はずいぶん驚き、後々までずっと感心していた、というか、衝撃だったようでした。
0コメント