新編「糸桜」再再演/走り続ける波乃久里子さん!

コロナが一応開けてお芝居が見られるようになって、1番嬉しいのは舞台の役者さんの息遣いが感じられることです。同じ時間、同じ場所で喜怒哀楽を共有できることこそが、舞台の尊い恵みだとつくづく感じます。

さて、早速この時期に、待ってました!とばかりに見せてくださるのが、「新編  糸桜  …炎の中で…」です。
黙阿弥没後130年を記念して斎藤雅文さんが精魂込めて、’‘新編’‘として第3回目のチャレンジをしてくださいます。(原作は登志夫著「作者の家」)
まだ秘密ですが、今回は今まで出なかった場面が山場になりそうです。ちぐはぐな人間関係が、愛で結ばれていく感動的な場面です。うまくいくといいなぁと、今からスリル満点で楽しみにしています。
10月12日(木) 、13日(金)。日本橋公会堂(日本橋劇場)でぜひ出演者の皆さんの熱い息吹を感じてください。これが1番の醍醐味です。

今回のチラシです。まだチケットはあると思いますので、お早めに。よろしくお願いします。
下は、「新派の子」のリンクです。出演者の皆さんのコメントなど、楽しいのでご覧ください。クリックすると見られます。
黙阿弥、糸女、繁俊、みつ、登志夫、逍遙たちが、新派の皆さん、がんばれ、ありがとう、と天国から見守ってくれていることでしょう。私はまだ天国にいませんが、私もありがとう!です。(良)


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演劇研究家・河竹登志夫(1924-2013)、登志夫の父・河竹繁俊(1889-1967)、曽祖父の河竹黙阿弥(1816-1893)     江戸から平成に続いた河竹家三人を紹介するサイトです。(http//www.kawatake.online) (※登志夫の著作権は、日本文藝家協会に全面委託しています。写真・画像等の無断転載はご遠慮願います。)