切抜帳27より⑤/「俊寛」能・文楽・歌舞伎公演と松竹百年
1994年8月11日読売新聞に寄稿。
国際交流基金主催の「俊寛」ヨーロッパ公演に総合監修として同行した折の盛況ぶりの報告です。途中基調講演やシンポジウムもありました。
「連日30度を越す猛暑に冷房もない欧州の夏芝居。しかも7月7日から19日までに、ウィーン、ワルシャワ、プラハ、ロンドンと四か国四都市で各二回公演。私が1960年初の訪米歌舞伎いらい同行した十二回の海外公演中、最もハードな旅だっただけに、この大成功はことに印象深い」。登志夫は暑がりでしたから、猛暑もうっとおしかったことでしょう。
そして、こうしめくくります。
「そしていま改めて思うのは、日本演劇にしかない肉体的伝承の重さだ。将来どんな新しい試みがなされようと、その可能性は何よりもまず各ジャンルにおいてゆるぎない、きびしい伝統の継承が続けられてこそ~ということである」。
同年7月読売新聞、この公演の記事。
同公演の国際交流基金NEWS。
同年11月27日読売新聞。翌年の松竹百周年記念を前に歌舞伎座で開催された手打ち式に狂言作者の末裔として出席。狂言名題を発表するお役目でした。
同上、日刊スポーツ。
翌年1月アサヒグラフ。
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