切抜帳9より③(1974-1976)/ウィーン出講

1974年10月から半年、登志夫はウィーン大学演劇学研究所に客員教授として赴任します。この間、11月に東京大学から文学博士の学位を受領しました。この赴任中のクリスマス休暇には良子を招き、ウィーン、スペイン、イタリア、ギリシア、エジプト、ケニアを旅行しました。翌年2月6日にトロント大学講義に立ち寄って帰国します。


こちらは外地より、11月16日の東京新聞。16年前に訪れた時と印象は変っていないと言っています。第二次大戦後も、ソ連の占領状態で、1955年にやっと平和を獲得したこの地の人々のエンタメ事情は、そのせいか、保守・懐古的、と。


こちらは12月25日のサンケイ新聞「ウィーンの演劇学生たち」。


翌年「日本美術」4月号「花は桜木」。


1月10日都民劇場の刊行物へ「ウィーンだより」。


3月13日朝日新聞「ウィーンの芝居と現代」。


右下に、ウィーンから帰った報告が。


「万有百科事典付録 百科の広場」に「ウィーン大学の日本研究」。

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演劇研究家・河竹登志夫(1924-2013)、登志夫の父・河竹繁俊(1889-1967)、曽祖父の河竹黙阿弥(1816-1893)     江戸から平成に続いた河竹家三人を紹介するサイトです。(http//www.kawatake.online) (※登志夫の著作権は、日本文藝家協会に全面委託しています。写真・画像等の無断転載はご遠慮願います。)