28Feb2022切抜帳Ⅳより/国立劇場開場三宅坂の国立劇場は昭和41年11月に開場しました。初めての国の劇場です。それからもう55年…。建て替えも発表されました。昭和42年11月に亡くなった繁俊が、自身の著作とは別に、最晩年に最も力を注いだのがこの劇場でした。これは登志夫が開場の月に書いているもの。登志夫も国立劇場には歌...
22Feb20222月、3月、4月の黙阿弥作品今月は、シアターコクーンの「天日坊」(勘九郎、七之助、獅童)歌舞伎座の「鼠小僧次郎吉」(菊之助)EXシアター六本木 「ハナゾチル 青砥稿花紅彩画より」(海老蔵)と、 黙阿弥が大活躍。このうち、歌舞伎座を見ましたが、舞台と同じ雪の日でしたので、菊之助さんの御子息丑之助さんの、薄着で...
18Feb2022切抜帳Ⅳより/文藝春秋の「同級生交歓」 登志夫 繁俊文藝春秋の名物コーナー「同級生交歓」にはこの時のほかにも登場したと思いますが、これが初登場です。四人は成城高校の同級生で、そろって東大に進んでいます。
13Feb2022良子のこと①深川に生れ東京大空襲に。2月は登志夫の妻良子の、傘寿の誕生月です。登志夫と良子は18歳離れていましたから、登志夫が生きていたら98歳。また小さなガラスでできた小物をプレゼントすることでしょう。良子が生まれたのは、太平洋戦争二年目の1942年、その年の2月2日の新聞の一面は「全マレー半島を制圧」「ジョホー...